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院長瓦版

(平成17年5月号)
「食養療法の話」

春になると、どうも体がだるくなり、なんとなく仕事をする気分が薄れる。そんなことはありませんか?5月病もこの症状のひとつと言われています。動物の体は冬の緊張感から開放され、副交感神経の活動が交感神経に勝ってくると、それこそ眠くなるような心地良いだるさを感じ始めます。こういう時には先日のJRの脱線事故のような通常考えられないような大きな事故も起きてきます。

今月は私たちの体に緊張感を保つ食事についての話です。先日私のインプラント治療の仲間で、歯科の分野では東洋医学の権威と言われる先生にお聞きした、と言うよりは会うたびに言われる話を受け売りで披露します。

食養療法とは東洋医学の言葉で、食べ物により体の内側から病気に勝つ力を付ける、というような意味でしょうか。

人間というより、動物の五官を研ぎ澄ますには、腹八分では量が多すぎ、まして満腹に食べていては全てに鈍感になってしまうので、普段の食事は腹五分にするべきだそうです。

いつも軽い飢餓感がある方が体は活性化されて、体調がかえって良くなるとのことです。

私も少しやってみましたが、空腹感にはすぐ慣れて、あまり苦痛にならなくなります。

 これを実践するだけで、私も5キロ体重が減りました。

 そして、何を食べるかということが重要で、体力、免疫力、自律神経のバランス向上、もちろんダイエットのためには「玄米と味噌汁」を中心にしましょう。その先生の話では玄米には繊維、ミネラルが多く含まれ、味噌のタンパクや具として海草類もたべられるので、他の食品として発酵食品(味噌も含め、ぬかずけ、納豆、ヨーグルト)を同時にきちんと食べていれば十分である、とのことでした。

 最近の子供にアトピーが多かったり、子供の頃から花粉症が出るのは、肉や牛乳を多く摂取することが原因ではないか、という話も聞きました。良質のタンパク質やカルシウムは、肉や牛乳が最良とは限りません、むしろお手軽に手に入る、という理由で子供に与えているのが本当のようにも思えます。人の体には分解できないタンパク質まで一緒に摂取することは、アレルギーの元を毎日体に入れているのと同じことですから

 ただし、その先生いわく「何食べても元気な人間はいますよ、肉が大好きで毎日肉ばっかり食べて、長生きしている人。でもそういう人は、もともと消化器系が丈夫で、生命力が強いから何食べてもびくともしないわけで、一般的に生命力が弱い人が真似したら病気になるでしょう。」ですから、かの先生も元気な人にあまり自説を強制することはありません。この言葉ってすごく説得力があると思いますが、皆さんはいかがですか?



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