(平成14年5月号)
リコール葉書の宛名
歯周病の治療が終わったり、定期的な歯の掃除、う蝕チェックの終了時に、3ヶ月から6ヶ月の間隔で定期健診の葉書を差し上げることは、ご存知の方も多いことと思いますが、私の医院では宛名を必ず、患者さん自身で書いていただきます。
中には、面倒臭く思う人もいるでしょう。
コンピューターでリストも出ますし、ラベルの打ち出しもその気になれば簡単です。それでもあえて、面倒な思いをしていただくのは、2つの理由からです。
一つは、医院が勝手に健診の葉書を出しているのではない、ということを知っていて欲しいからです。葉書がきて迷惑なら宛名を書く時に断れば良いことですから。自分の筆跡で来る葉書を見ればきっと、書いた時を思い出してもらえるのではないかと思うからです。葉書代、切手代合わせて100円。無駄にせずに済みます。
もう一つは、他の迷惑なダイレクトメールと区別するためです。(これは私の方の都合でもありますが)私の日常では、ダイレクトメールはパッと見て、瞬間的に要、不要の判断をしてしまいます、そして90%以上が内容を読まずにゴミ箱行きになります。
そんなことにならないように、見覚えのある字で宛名を書いていただいております。
今後も宜しく、お願い致します。
縄文人のむし歯
縄文人にもむし歯があったのですね、しかも平均2本。鎌倉時代の人と同じ数です。室町時代は4本、江戸時代は5本、そして今は8本。かなりおおざっぱなデーターですが、「日本人はどこから来たか」という本のデーターです。最近の研究で、縄文人が単なる狩猟生活の民ではなかったことが、次々に証明されていますが、むし歯の数もその一つなのだそうです。結構豊な生活が存在していたようです。
木の実から作るパンやクッキーまで出土しているのですから、驚いてしまいます。どんな味がするのでしょうか?炭水化物の加工食品はたとえ砂糖が入っていなくても、むし歯はできるのですね。
さすがに縄文時代の遺跡から、当時の人間が歯磨きをしていた証拠は出てきません。木の枝か何かを、楊枝のように使っていたかも知れませんが。縄文人は動物の皮を自分の歯で噛んでなめすために、歯が相当に磨耗してしいたようで、きっとむし歯といっても、現代人のように、噛み合わせの面がむし歯になるよりは、歯と歯の隙間が横からむし歯になっていたのだろうと....これは私の推測です。
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