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院長瓦版

(平成14年11月号)
歯周病と生活習慣

 歯周病を引き起こす原因がプラーク(口の中のネバネバしたバイ菌の塊)であることは間違いありません。しかしその一方で、歯周病は高血圧や糖尿病と同じ「生活習慣病」だとも言われています。

 いろいろな生活習慣が、歯周病を引き起こすリスクファクター(危険因子)になっています。


1、食習慣 柔らかい物、糖分の多い物は口の中の細菌を増やす原因になります。
偏食もいけません。
ビタミンA、ビタミンCは特に歯周病予防に必要です。
2、喫煙 ニコチンは血管を収縮させ血流を悪くします。,br />そのために歯肉炎が起こります。
非喫煙者の2から9倍で歯周病が起こるというデーターが出ています。
3、ストレス ストレスが溜まると体の免疫力が低下して、
歯周ポケットから侵入する細菌をやつけることができなくなります。

 その他にも、過度の飲酒、肥満(これらは歯周病だけではなくカラダ全体に、悪影響があります。また、遺伝的な因子(歯肉の元からの抵抗力、歯並び)なども重要なリスクファクターと言えるでしょう。

 歯科医院にかかるのは、「歯が痛いから」といった時代はもう終わりにしなければいけません。社会的にどんなに立派な地位にある方でも、話していて口臭がする、歯はヤニで真黒、では人は心から心服はしないものです。

 歯ぐきの「かゆみ」出血」「ぶよぶよ感」などは明らかに炎症がある証拠ですから、歯がぐらぐらしてきた、咬むと歯が動いて痛い」となる前に、きちんと治療をしないといけません。

 治療は定期的に、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)といって歯科衛生士による歯周ポケットの掃除、歯科医師による噛み合わせの調整などが主なもので、症状が軽ければ半年に1度、重症ならひと月に1度の間隔でそれを繰り返していきます。

 もちろん最初に出てきたようなリスクファクターがあるうちは、思うような成果は得られないかも知れません。リスクファクターについては、歯科医師や歯科衛生士に治療の際お尋ね下さい。



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